Hokudai
Apcocs2014

第1回 アジア・太平洋コーチング学会
大会案内 

Welcome to“the 1st Asia-Pacific Conference on Coaching Science”

第1回アジア・太平洋コーチング学会が、下記の要領で開催されます。


開催期日:2014年7月11日(金)~7月13日(日)

開催場所:北海道大学(札幌市、北海道、日本)


本学会大会の開催にあたり、皆様を心から歓迎します。コーチング学は、 学問としては比較的新しい分野ですが、その重要性は、スポーツ、運動指導において、選手、児童・生徒、一般人と関わり、 大きい影響力がある点です。その活動は、いわゆる「指導現場」であり、特に若い選手の育成に関しては、 教育的にも重要な役割があります。


コーチング学は、このように「指導現場」にかかわる、様々な指導者およびその指導を受ける人々 に対して、学術的な見地から支援し貢献する学問領域であります。


アジアで結成された(2011年)、アジアコーチング科学協会 (Asia Association of Coaching Science: AACS)は、その理念および目的を以下のように表明しています。


アジアコーチング科学協会(Asia Association of Coaching Science: AACS)のミッションは、「スポーツ、そして コーチングの専門領域に存在する様々な価値を可能な限り高め、維持させ、アジア地域におけるスポーツコーチングの理論と 実践の発展に貢献すること」である。AACSはスポーツコーチング科学領域の理論と実践を統合し、コーチングとスポーツ科学 の間に存在するギャップを埋め、コーチング実践をクリティカルに省察し、コーチングの効果やパフォーマンス向上に関して 一般的に受け入れられている事柄をクリティカルに評価することも同時に目的とする。


AACSのステートメントは、コーチング科学が「指導現場」を重視して発展させることによって、 実り豊かなスポーツ・運動文化を育てる為に貢献できることを強調しています。自己流の単なる経験的な指導ではなく、 科学的に根拠のある指導および、それを可能とする指導支援システムの構築が重要であると考えます。


コーチングとコーチング科学に関する最初の国際会議が、アジアの文化圏で開催されることの意義 を強調したい。アジア・太平洋、更に全世界のスポーツ、運動文化活動との交流を通じて、より豊かな新しい潮流を生み 出すことを願っています。




                           
photoWatanabe

2013年7月2日
大会主席 渡部和彦
(AACS 理事長)